アサイーベリーの健康パワーで食習慣を見直す
これまで現代の日本人の食生活については、欧米化で肉類の摂取が増えたことを問題視して、「肉ばかり食べないで野菜をたくさん摂りなさい」という傾向がありました。現在も続いていますが。たとえばガンにしても他の病気に対しても、フルーツには野菜以上に有用な成分がたくさん入っているということがわかってきて、世の中の考えが少しずつ変わってきています。ビタミンは熱に弱い欠点がありますが、野菜の場合、サラダで食べる以外には生でそのまま栄養素を丸ごと摂るわけにはいきません。その点、フルーツならば、加熱することなく生で栄養成分を十分に摂ることができるのです。新鮮なフレッシュな栄養を摂ることができます。また、「旬の野菜を食べなさい」とはいいますが、現在スーパーや八百屋さんで売られている野菜のほとんどは、40年くらい前と比べて栄養素の含有量が減少しているというデータもあります。品種改良によって形よく色も鮮やかになってきた分、栄養素が減少したという説もあるほどです。もちろん、料理に野菜は欠かせないものですし、その大切さは変わらないとしても、栄養成分が減少しているのならば、なおさらフルーツの摂取量を増やしてバランスを取る必要があるのではないでしょうか?ビタミンを摂るために、野菜やフルーツのジュースを飲んでいるという方もいますが、1つだけ気をつけていただきたいのは、新鮮なしぽりたてのジュースかどうか、ということです。よく100%濃縮還元」というジュースがありますが、これは製造の過程で一度熱を加えたもので、収穫したもぎたてのフルーツを一度大鍋に入れて、煮ています。殺菌作用なども考えられた上での製法ですが、熱することで水分を飛ばすわけです。そうするとフルーツはだんだんと水分を失って、しだいにパウダー状になり、そこへ砂糖や水を改めて加えて混ぜると、還元されたジュースが完成します。ですから、濃縮還元ジュースはもぎたてフルーツそのものではないのです。それに比べてフリーズドライ製法などで作られたジュースは、フルーツを収穫したままの状態で冷凍してから加工を始めます。全く逆のやり方ですが、こちらの方は栄養成分が変化しません。フルーツの昧や香りを楽しむためのジュースならば、濃縮還元のもので全然構いませんが、栄養摂取のために飲むのであれば、製法の違いによる栄養成分の変化にもちょっと関心を向けていただきたいと思います。人間の体は7割近くが水分でできていますから、体の中にフルーツのような「生きている水」を入れることが、イキイキと健康的な生活に役立つのはいうまでもありません。さらにいうなら、アサイーのように優れた栄養成分を持ったフルーツは、非常に貴重な水となります。